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歯槽膿漏=歯周病の予防と治療(口臭予防・治療につながります)

 ☆細菌と過度な力により、歯の周りの骨が溶ける病気です。

 ☆口の中を毎日、毎月きれいにしていくことで、予防や進行を遅らせることができます。

 ☆高血圧・糖尿病などと同じく慢性疾患なので、病気を理解しストレスのないようにつきあっていきます。



管理 
    

総合的(X線検査・歯周検査・プラーク染色率)に歯を1本ずつ評価し、治療目標をたて実行します。

次に数か月おきに再評価を繰り返し自己および医院での管理をしていきます。。

具体的な目標として、下記を維持できれば安心です。
 
 1.歯周ポケットは3ミリ以下
 
 2.歯肉からの出血率は10%以下
 
 3.プラーク染色20%以下

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治療内容について
虫歯の予防と治療
歯槽膿漏・歯周病の予防と治療
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お知らせ


治療について (6か月先に目標を立てます)

【基本治療】

まずは、咬み合わせのチェック(歯を触って動いていないか確認します)

ステップ1:ブラッシングの習慣の改善および定期的な歯石除去です

基本治療で3~4か月しても、
歯肉からの出血、歯肉の発赤・腫れ・痛みが良くならない場合

次のステップにすすみます。(とにかく出血をなくす事が重要です。)

【軽度な場合】 ステップ2

  歯周病薬(SUNSTAR ペリオメディカ:1,800円)を併用した治療1~2か月

  自分で適量を指または歯ブラシにとり、1日数回歯肉をマッサージする。


  リゾチーム塩酸塩、その他。 ペリオメディカ歯周病薬

  商品のお問い合わせ:サンスター株式会社 072-682-4815

【それでも、なかなかよくならない場合】 ステップ3

  抗生物質による内科的歯周治療
   
  歯磨きや歯石除去を日々頑張ってしているのに、効果がなく
  
  炎症が強く長引く場合は通常の消炎処置として抗生投与物質を投与しながら

  計画的(4日後、10日後、30日後)に歯石除去を繰り返し、炎症を静めます。

  炎症が落ち着けば、そこからの歯磨きや歯石除去が有効になります。

  しかし、気をぬくと、また炎症が強くなります。

 (※ 薬はあくまでも消炎する目的で、歯周病を治すのは基本治療です)

 アジスロマイシン錠250mg「JG」(日本ジェネリック株式会社)
 【使用説明書】15員環マクロライド系抗生物質 [適応] 歯周組織炎
 [相互注意]ワルファリン シクロスポリン その他
 [副作用]一般的な副作用に加え、心疾患の患者さんは注意

 
 参考資料 日本歯科医師会雑誌Vol.62 No.9 2009-12
 参考資料 日本歯科保存学雑誌56(3),239-251 2013

 少し話はそれますが、私の子供も小学生のころ、中耳炎を繰り返し、
 2~3週間飲むペニシリン・セフェム系では、いたずらに効果がなく
 鼓膜切開を繰り返しました。
 結局、ジスロマック(アジスロマイシン)で、すぐよくなりました。
 中学になると中耳炎もまったくおこさなくなりました。
 
 すべての抗生物質において
 副作用や耐性菌等の問題もありますが、
 この薬は歯周組織の消炎時の抗生物質の選択肢の1つと考えています。